piLi flower design works

@2021 piLi flower design works

植物と人のこれから。

植物と人のこれからを考えるとき、やはり思い浮かぶのは植物の癒しの力です。

老若男女問わず、この激動の時代を生きる私たちにとってそれぞれの癒しを探し求めることは、誰にとっても例外ではないことだと、このコロナ禍で浮き彫りになったように感じています。

その中でも植物の癒しはこれからも、ますます重要な役割を担うのではないかと感じています。

癒しの感じ方については、それぞれの置かれた環境や習慣などに深く関わることでもあり、とても個人的なことなので、言葉にしてみるのも面白いかなと思っています。そこで、私自身が感じる植物の深く大きな癒しについて言葉にしてみたいと思います。

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紅葉のシーズン、近くの公園にウォーキングに行った時の話し。ウォーキングはコロナ禍で身に付いた習慣の1つでして。

暫く、紅葉に見とれていたら、ひときわ大きな木に出くわし…。

その瞬間、心が揺さぶられました。

その圧倒的な存在感と絶対に動かない覚悟のような凄み。

厳しい冬の寒さを控え、一斉に葉の色を変える壮大な生命の装置。

それは今まで気がつかなかった身近にある圧倒的な自然の美でした。

圧巻のその姿に、私は深い癒しを覚えました。

植物は、そのままで美しいと言う事を知ったからです。

私にとって近所に生息する植物、川辺の野の花や街路樹に至るまで、大きな自然をイマジネーションする為の入り口になってるんだと思います。大木であれ、野に咲く小さな花であれ、市場の切り花であれ、その生命の力に差はありません。

お花の持つ可憐さ、可愛さ、美しさも大きな癒しです。

植物へのアクセス方法はたくさんあります。皆さんの癒やしも聞きたいな。その一つ一つに、真摯に向き合っていきたいと思います。

今年も楽しみましょう。癒されましょう。
彼らの命への感謝はその事でしかお返しが出来ません。
癒されたらまた誰かを癒せばいいんです。それが地球全体の癒しに繋がれば、みんながハッピーになるでしょ。ねっ?^_^

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大類淳子